面接で受かることに意識がいかないように注意しましょう

こんにちは、yuki83です。

私は転職意思の有無にかかわらず転職活動をすることを推奨するセミナーを開催しています。

先日の開催した後に、気に掛かることがあったので、皆さんにもシェアさせてください。

面接での注意点

私も以前経験しましたが、面接ではどうしても候補者側は「受かること」に意識がいきます。

「落ちたくない」と言う気持ちが自然と働きます。

第一志望でなくても、滑り止めでも、多くの場合は、人はやはり選ばれたいと言う気持ちが働いてしまうのです。

面接は双方を知る場

私は「長短転活!」セミナーで参加者の皆さんに「面接は双方が双方を知る場」です。とお伝えしています。

面接は候補者、雇用者それぞれが以下を確認する場でもあります。

候補者:自分が希望する働き方ができるか

雇用側:こちらの希望する働き方を候補者の方がしてくれるか

でも双方が「面接に落ちたくない」、「自社に入りたいと思ってほしい」と言う気持ちでその場のノリで口が滑って大げさに言ってしまうケースがあります。わざとではないのですが、面接の空気がそうさせてしまうのです。

もし、そのままお互いが作った自分(企業)を信じて相思相愛になり、入社してしまうと不幸な結果になります。

企業と候補者双方にとって不幸です。

なぜ双方にとって不幸なの?

採用コンサルをしていて経営者さんの悩みに多いのが、

候補者が面接で出来ると言っていたのに、入社したら出来なかった。ということです。

採用側は出来ると思って採用しているので、出来ることを前提に入社者に成果を出すことを求めます。でも本人は出来ないので、入社してから大変苦労します。

また、残業時間を減らしたくて転職活動をしていたのに、残業はいくらでも出来ます!とつい面接で言ってしまい、言ってしまった手前、せっかく転職したのに本来の目的を果たせなかったという方もいます。

そんなバカな。。と思いますよね。でも本当なんです。

入社後に、勢いで残業できると言ってしまって、後から後悔しました。。と言っている方もいました。

面接には冷静に。人間のサガを意識して臨もう

候補者は、受かるための答えを探すのではなく自分に正直に。面接では受かろうとしてしまう自分が出てしまうことを意識して面接に臨んでください。

日本の法律では、企業は一度採用した人は簡単には辞めさせられません。

お互い誠実に。嘘は言わない。大げさに言わない。

面接に慣れている面接官であれば、このようなことをよく解っているのでそのような採用ミスを防げますが、慣れていない面接官しかいない会社も沢山あります。

特に配属部署のマネージャーが面接官の場合、面接のプロではないため、採用したい気持ちが強く、ついつい入社してほしいトークをしてしまうこともあります。

候補者の皆さんは、面接に行ったら、この会社が自分の求めるポジションに合致しているか、さまざまなポイントから確認してください。

自分にとって大切な部分を1次面接・2次面接と進んでいく過程であらゆる角度で確認しましょう。

今日のこの記事が少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。

 

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